1-1病棟 精神科救急病棟
精神科救急病棟として、危機的状況にある患者さんを24時間365日受け入れています。看護スタッフは入院患者さんやご家族に寄り添いながら、少しでも穏やかな時間をすごせるよう関わっています。一人ひとりが安心して回復し、自立・自律に向かえるよう、多職種カンファレンスで連携を図り早期退院へつながる支援をしています。
1-2病棟 身体合併症病棟
精神疾患と身体合併症の治療・看護をおこなっています。急性期を脱した患者さんを受け入れ、可能な限り患者さんのニーズを取り入れた看護を目指しています。多職種で個別プログラムの目標を立て身体機能の維持・回復に取り組み、1日でも早く地域で生活が送れるよう支援しています。また、病状に応じた新興感染症などの受入れも行っています。
1-3病棟 児童・思春期病棟
児童・思春期病棟では、子どもの成長につながる関わりができるように、子どもの視点に立って寄り添いながら、入院生活を安心して過ごせる環境を提供しています。また、多職種で子どもの困りごとに合わせて関わり、退院後も地域で生活が送れるように支援しています。
1-5病棟 医療観察法病棟
医療観察法制度に基づく医療を提供しています。重大な他害行為の再発予防に向けて、多職種によるチーム医療で介入しています。様々なプログラムを提供しながら時間をかけて関わり、それぞれの課題を丁寧に掘り下げながら解決に向けて支援しています。また、入院中から退院後に関わる支援者らと協働し、退院後も安定した社会生活を維持できるように取り組んでいます。
2-1病棟 急性期病棟
精神科急性期病棟として、精神疾患の患者さんの治療と睡眠時無呼吸症候群の患者さんの検査入院に対応しています。精神疾患の患者さんには精神療法、クロザピン等の薬物療法、行動療法などを行い、多職種と連携して患者さんの回復を支援しています。患者さんが穏やかな入院生活を送れるように、看護師は常に目を配り心を寄せて声かけをしています。その過程で患者さん自身が力を発揮できるよう支え、主体的な日常生活の確立に向けた援助を行っています。
2-2病棟 精神科救急病棟
精神科救急病棟として、入院時から「退院後の生活を見据えた看護」を提供しています。人生の主人公としての患者さんを支えるために、多職種カンファレンスを定期的に開き、作業療法士と連携した急性期リハビリテーションや心理教育などのチーム医療を行っています。“患者さんやご家族に選んでいただける病棟”として、スタッフ一丸となり看護を実践しています。
2-3病棟 リハビリ病棟
社会復帰に向けたリハビリ病棟として、閉鎖病棟と一部開放病棟があります。看護師は、患者さん自身が自分の強みに気づき、希望の実現に向かって前に進んでいけるように関わっています。また、回復を目指して多くのプログラムを実施し、患者さん中心の看護を提供できるようスタッフ一丸となって取り組んでいます。患者さんの持つ回復力を信じ、患者さんに寄り添いながら社会復帰を支援しています。
外来
精神科の受診に対しては迷われる方もいらっしゃると思います。心の病を放置しておくことは、病状の悪化につながることもあります。患者さん、ご家族が安心して通院していただけるよう心がけています。些細なことでも遠慮なくご相談下さい。
看護局
患者さんの安全が守られ、ご家族も安心できる精神科医療・看護が提供できるよう、当センターで働く看護師の働きやすい職場づくりやキャリア発達を支援する「看護管理業務」と「環境調整」に努めています。また、地域の支援者の方々とつながりながら、精神科医療の地域拡充に向けて歩み続けています。

